【SDGs活動報告】さいたま市の子ども食堂にお米10kgを寄付いたしました①
この度、令和7年8月31日にさいたま市の子ども食堂「だがしカフェ夢はうす」様へお米10kgを寄付いたしました。
地域に根ざした子ども食堂「だがしカフェ夢はうす」

さいたま市南区にある「だがしカフェ夢はうす」は、武蔵浦和駅から徒歩10分ほどの住宅街の一角にある、地域に根ざした子ども食堂です。
このたびご縁をいただき、さいたま市を訪問しお米10kgを寄付させていただきました。

寄付したお米は、子育て世帯の支援に活用されたと伺いました。
少しでも食卓の笑顔につながっていれば嬉しく思います。
子どもと向き合い続ける大西美江代表
代表の大西美江さんは、もともと子どもと関わるお仕事を35年以上にわたり続けてこられました。
近年の子どもたちを取り巻く環境、置かれている状況を受けて、お弁当の配食、フードパントリー、出張パントリー、ワークショップ開催など多様な取り組みを積極的に展開されています。
特に、子育て中の親子を対象とした食育や食支援を中心に活動され、共働き家庭が増えるなかで、夕食をひとりで食べる子どもたちを温かく見守る活動を続けています。
「だがしカフェ夢はうす」は子育て家庭を支える温かな居場所

もともとカフェとして営業していた店舗を、現在は子ども食堂の拠点としても活用されています。
大西さんは、ママや子どもたちが気軽に立ち寄れる場所をつくり、日常の何気ない会話を通じて心に寄り添う存在となっています。
「話を聞いてくれる人がいない」
「気持ちに寄り添ってくれる人がいない」
そのように感じることの多い中で、同じ女性であり人生の先輩でもある大西さんの存在は、子育てに奮闘する多くのママにとって心強い支えです。
「だがしカフェ夢はうす」大西美江代表の温かい想い

大西さんは、ひとり親家庭や子どもの多い家庭など、さまざまな家庭の子どもたちに、食を通じて成長と喜びを届けています。
「どんな家庭であれ、子どもには罪はない。地域の大人が子育てを応援していけたら、住みやすい環境になると思う。」
この大西美江さんの言葉がとても印象的でした。
子どもたちには「お母さんに叱られたとき、学校や友達とのことでつらいときは、いつでも夢はうすにおいで」と声をかけ、
ママたちには「本当に大変なときは、1時間でも数時間でも1日でも子どもを預けていいよ」と寄り添いの言葉をかけられています。
家族以外にも、こうして優しく見守ってくれる存在が、子どもたちやママの心の支えとなっていることを改めて実感しました。

